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2020年6月28日日曜日

なぜ日本の男女格差は縮まらないのか

「男は強くないといけない」「女は美しくないといけない」。世界では時代遅れな思想だが日本では未だに正しいと思ってる人が大半である。日本は先進国であるにもかかわらず、途上国並みに男女格差が激しい。男女平等ランキングでは毎年最下位グループである。なぜなのか?なぜ日本の男女格差は縮まらないのか?これは日本の縦社会の問題と大きく関係している。
日本はなぜ変わらないか」という記事で日本の縦社会のことについて触れたが、この国は中年者や年寄りがほとんどを管理してると言っても過言ではない。当然だが、彼らの子供時代は我々の時代とまったく違う教育が行われており、考え方が異なるのも当然である。彼らは戦前の日本の古い風習の中で育っており、男女格差が当たり前の社会を見ながら権力者になったのである。そんな彼らがそう簡単に男女平等を目指そうとするか?答えは否である。さらに恐ろしいのはそんな大人たちを見ながら育つ子供たちである。子供は考えが単純なのでとりあえず大人の真似をしてればいいと思い込んでしまい、結果的にその習慣は継続する。そんな彼らが大人になり、その誤った思想を次世代の子供たちに植え付け、無限ループが続いてしまう結果となる。
例え誰かが間違いを訴えても日本人はプライドが高く、集団主義で高齢者の命令には絶対なので中々この問題を改善しようとしない。それどころかむしろ格差を正当化しようとまでする。縦社会の影響が今も根強く残っている。もし男女の壁を無くしたいのならまず年齢差別を無くさなければいけない。日本は性別どころか、年齢、家系、外見、人種、職業、服装・・・すべてで人を区別しようとする。確かにある程度の‘‘区別‘‘は必要だが、どう見ても日本は区別を通り越して差別の領域に入る制度を維持している。‘‘隠れ後進国‘‘と呼ばれる理由である。最近は途上国でも差別の問題に一歩踏み出そうとしてるのに日本は未だに曖昧な対策で改善の一歩もほとんど見られないのが実に情けない。所詮日本は‘‘自称先進国‘‘だということだ。
とにかく。日本の男女格差を縮めるには国の権力者すなわち高齢者たちを説得するか、もしくは彼らが死んでもらうのを待つしかない。前者が一番望ましい方法だが、はっきり言って日本の頑固おやじたちがそう簡単に考えを改めるとも思えない。ではやはり死んでもらうしかないのか?日本がコロナウィルス対策に本気を出さないのも実は高齢者が鬱陶しいからなのでは?そんな気がしてならない。

2020年6月15日月曜日

日本にルールが多い原因

日本にはなぜ存在してるのか意味不明なルールが数えきれないほどあり、規則大国とまで呼ばれる。基本的に先進国でここまでルールが存在する国は珍しい。途上国ですら日本ほどルールが多い国は少数である。なぜなのか?なぜ日本にはルールが多いのか?これは、日本人が自分で考えることができない民族性であることに関係している。
よく日本人はロボットみたいと言われる。上からの命令には常にうなずくだけで、自分から何か意を示すことは少なく、会話もどこかぎこちなく、あまり生を感じられない人種である。上からの命令が無ければ何をしていいか分からず、とりあえず周りと同じ行動をする。つまり日本人は思考力が足りないのだ。自力で考える能力が欠けている。これが日本にルールが多い原因である。日本人はルールが無ければしていい事とダメな事の区別がわからない民族なのである。なぜなのか?その方がマインドコントロールしやすいからである。日本の権力者は国民を思うがままに操れるように取り合えずある掟を作っておき、それを全員が従うように脅すのである。掟を破った者が現れた場合は容赦ない罰を与え、人間失格のレッテルを張って社会から孤立させ、一生批判を浴びさせるのである(恥の文化)。これが日本人がルールに忠実な理由である。国民たちは別に‘‘正しいと思う‘‘からルールに従っているのではなく、‘‘周りの目が怖い‘‘からルールに従うのである。もし権力者が許したり、周りが酷いことをすれば本人も平気で酷いことをする。なぜなら彼らは‘‘許される‘‘と思っているから。善悪の基準がほとんどの日本人には無い。日本は治安はいいのになぜ冷酷な人が多いのだろう?と思ったことは無いか?すべては日本のこの「ルール主義」が原因である。決して他人のためを思ってるわけではない。
最近ある番組に出演した女性がネットでの中傷が原因で自殺したように、日本人はルール違反者を徹底的に罵倒し、痛めつけ、心がボロボロになるまで批判する恐ろしい民族である。国民は「ルール違反者ならどんなに痛めつけてもいい」と勘違いしているのである。日本では社会の掟を守らなかった者はクズ呼ばわりされる。だがどさくさに紛れて勝手に正義面して好き勝手する奴はそれ以上のクズだと私は考える。

2020年6月1日月曜日

日本でコロナウイルス感染者数が低い本当の理由

未だにコロナウィルスに苦戦している諸国が多いが、日本では驚いたことにそれほど大事態に至ってはいない。なぜなのか?ウィルス発生源の中国からの労働者や観光客の出入りが激しく、人口密度も大幅に高い日本がなぜ低い感染率なのか?政府が最善策を取ったからか?ニュースを読めば全然違うということがわかるだろう。むしろ日本政府の対策は馬鹿げてると言っても過言ではない。ではなぜ日本は危機を免れたのか?その理由は日本の悲しい現実が物語っている。
コロナウィルスの感染を防ぐ最善策は何か?メディアでも言われえる通り、なるべく人と距離を保つことである。ハグやキスや握手などはもちろん、会話もできるだけ避けるべき。ほとんどの国ではハグやキスは日常茶飯事であり、今すぐやめろと言われても難しいであろう。しかし日本はどうか?日本では握手すら滅多なことが無い限り行われない。それどころか普通の人間関係ですら日本人の間では薄い。賢い方はもうお気づきだろう。この国は新型コロナウィルスが流行する以前から他人との距離が広かったのである。政府が最善を尽くさなくてもまだ感染率が低い、それほど日本の人間関係は薄いのだ。海外では友達同士でもハグは普通なのに日本では夫婦ですら滅多にハグしない(キスさえほぼ無し)。以前になぜ日本人は愛が無いのかという記事を書いたがこのパンデミックでそれが証明されたと言っていいだろう。おまけに日本には引きこもりも多い。これも感染率の上昇を妨げた要因の一つと言っていいだろう。家でマンガ読んだりテレビ見たりゲームしたり・・・・こんだけ娯楽があればわざわざ外に出る必要もないし友達(家族さえ)が恋しくなることも無いだろう。
とにかく。日本が大事態を免れたのは政府のおかげでもないし、国民が賢いからでもない。すべてはこの国の人同士のつながりが希薄だからである。死人が少なかったのは本来喜ぶべきなのだが、この国の現状を見てたらそうとも言えないのが実に悲しい。死んでもいいから他人と良好なつながりを持ちたい、と思う人は多いに違いない。それが人間なのだから。