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2023年10月23日月曜日

うつ病を侮る日本人

日本でも最近うつ病の深刻さが注目されてきてるが他国に比べれば認知度や対策が大幅に遅れてるのが現状である。なぜ日本人はうつ病を侮るのか?ただの無関心か?それとも精神外科医の腕が悪いのか?それもあるかもしれんが最大の原因は日本人はド根性精神でしか生きる術を知らない民族だからである。
日本の歴史を勉強すれば日本はいくつもの困難を乗り越えてきた国だということが分かる。聞こえだけは良いが、国民を何度も不幸に陥れた国だとも言える。日本の老人共は「苦難のおかげで日本は発展した」「日本人のド根性精神が発揮された」等の言い訳で誤魔化そうとするが日本は結局、国民を犠牲にして舞い上がっただけの独裁国家である。誇りを理由にマインドコントロールで国民をこき使い、考える時間すら与えず、過労死を正当化して、上層階級が甘い汁を吸えるように下層階級が我武者羅に働く・・・・・これが日本という国のシステムである。現在になってもその傾向はほとんど変わらない。うつ病を「ただの甘え」という認識で片づけるのもその方が国にとって都合がいいからである。この国では人はただの「道具」扱いである。確かにド根性精神は大震災や原爆からの復興に一役買っているかもしれんが、うつ病や過労死を放置していい理由にはならない。出来るだけ苦しまずに生きることが本来あるべき姿なのにこの国は不幸を美徳と捉えている。外国人の視点では24時間汗水流して生きてる人はただの可哀そうな人。日本社会の方針は明らかに狂っているのである。
とにかく。メンタルヘルスより社会地位を重視する傾向を改めない限り、この国はこれからもうつ病患者を無視し続け不幸な国のままであろう。少しでもうつ病患者を救えるよう、ド根性精神の文化を即急にでも無くしたい。