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2020年11月21日土曜日

日本すごい病

なぜ日本はすごい国だと勘違いする日本人が多いのか」、「日本はすごい国になることを止めたほうがいいなどで散々触れたが、日本人は‘‘すごい国‘‘という響きに只ならぬ執着を抱いてる者(特に老人)が多い。何かと日本をすごい国呼ばわりしたり、すごいところを無理やり探そうとしたり、大胆な行動をとることが多い。なぜか?なぜそこまでして日本人は日本がすごい国なることにこだわるのか?大袈裟に聞こえるかもしれないが、国民のモチベーションを上げるため、強いて言えば奴隷根性を倍増させるためにマインドコントロールしてるようにしか私には思えない。
日本人の労働時間が世界的に見ても長いことは有名な話だ。給料が大して多くなく、労働環境も全然良くないのになぜ日本人はストライキを起こさないか疑問を思ったことが無いか?「出る釘は打たれる」「控えめだから」など色々な答えが出てくるが、一番の原因は日本人は‘‘我慢‘‘を美徳する民族であるからだと思われる。我慢してまで働く人を‘‘すごい‘‘と勘違いしてるのである。だから「最悪な労働環境を文句言わずに働いてる僕たち日本人はすごいんだ」という間違った優越感を抱いているのであろう。そう思うことでしか奴隷みたいな人生を受け入れる理由が無いからである。否定したら他に生きる理由が無いのが日本国民の現状なのである。だから無理やりでも自分たちがすごい理由を探すのである。実に哀れである。世間の賢い人たちはこれを「日本スゴイ病」と呼んでいる。間違った愛国心を援護し続けた結果、たどり着いてしまったのがこれだ。日本とは本当に愚かな国である。
とにかく。口うるさい老人共が絶滅するまでこの日本スゴイ病は消えないだろう。問題は今の若者たちが洗脳され続けたまま年を迎えることである。なんとしても彼らの目を覚まさなければ日本の未来は救えないだろう。