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2023年7月12日水曜日

なぜ日本人は恋人が出来ないのか

 昔の日本は家族を作ることが当たり前だったのに現在では独身のまま生涯を終えることが珍しくない。特に日本の若者の独身率は世界的に見ても高い。別に恋愛を強制するわけでは無いが恋人が欲しくても出来ない日本人が多い。なぜなのか?いつから日本人は恋人が出来ない民族になってしまったのか?パートナーを愛することが出来ない若者が増えたのか?実は日本人の性格は昔も今も大した変化は無い。ていうか元々日本人の恋愛観はおかしく、昔に夫婦が多かったのも文化的に強制されてただけであり、現代になって国民の本音が可視化してきたのである。

日本に独身が増えた最大の理由は‘‘面倒くさい‘‘という気持ちが顕著になってきたからである。日本人は愛よりも「役割」を重視する傾向が強い。経済力、家事力、育児力、挙句の果てには容姿やコミュニケーション力など日本で恋愛するには相当のスキルが求められる。大抵の人間はそんな高いスキルを持ち合わせていない。ある程度努力すれば能力を高めることが出来るが日本人は細かい性格のため、相手に求める理想が高すぎて要求に応じるのが困難になるのである。だから日本人は中々恋人が出来ないのである。昔はお見合いするのが当たり前で親が選んだ相手と嫌でも結婚するのが普通であった。結婚は愛のためではなく社会的に有利になるための手段と捉える意味合いが強かった。好きでもない相手と結婚する唯一のメリットは相手のスキルが高い時のみである。日本人の要求が厳しいわけである。現代ではそういう思想は薄れてきてるが日本人が憧れる恋人像は未だ理想が高すぎて、愛を重視するようになったとは言い難い。愛が満たされないから風俗や浮気が多いのかもしれない。足りない愛を性産業で補うのが日本の現状である。

とにかく。現代の役割重視の日本社会では恋人が出来ない若者が増え続け少子化も加速し、満たされない愛を変態行為で補う哀れな日本人が増え続けるだろう。それを避けるためにも日本人の恋愛観をなんとか変えたいものである。