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2023年4月14日金曜日

なぜ日本人は臆病なのか

 理不尽な場面に遭遇しても日本人は何の行動も起こさないことが多い。見て見ぬ振りする輩が大半である。なぜなのか?日本人は臆病な性格の人が多く、間違いを指摘する勇気が皆無なのである。だが日本人はなぜ臆病なのか?それは日本独特の社会思想が人々の性格に大きく関与している。

日本人は集団主義だ。常に周囲と同じ状態であることに安心感を抱く。しかし外国人からしたらそれはただの圧力であり、苦痛でしかない。日本人は幼いころから集団的精神が頭に叩き込まれてるため、疑問を抱くことすら無い。いや、抱いたとしても声に出す勇気が無い。周囲の目が怖いから。日本人にとって周りと違う行動を取ることは仲間はずれと同義語であり、奇怪を意味する。外国人には理解できない思想だがこれが日本人の常識である。だから日本人はちょっとでも目立つことを非常に恐れるのである。違う行動をとって失敗してる所を誰かに見られたくない、自分の欠点が他人に漏れることを嫌う。みんな同じような恰好したり、露出の高い服を避けるのも自分の恥部が丸見えになることを恐れているのであろう。外見オシャレにこだわる理由も頷ける。これはおそらく日本の完璧主義的な習慣が招いた結果であると言えよう。自分の失敗が周囲に筒抜けになることを「一生の恥」と考えていて、「皆がそうしてるから」を理由に理不尽な場面に出くわしても声一つ上げないのである。道理で日本に臆病者が多いわけである。引きこもりが多いのも完璧主義で他人の目を異常に気にする国民性が原因なのかもしれない。

とにかく。この国の完璧主義かつ集団主義的な思想を無くさない限り、これからも日本は臆病者で溢れているであろう。