このブログを検索

2022年8月17日水曜日

我慢が大好きな日本人

「我慢しろ」・・・・・・・日本に住んでる者なら嫌というほどこの言葉を聞かされただろう。「みんな我慢してるんだ」「つらいのはお前だけじゃないんだぞ」、不満を口にする度に必ずと言っていいほどこの反応が返ってくる。確かにある程度の我慢は必要だが中には我慢する必要性を感じられないものもあるだろう。特に日本人は服装や外見に関することまで我慢を強制する。なぜか?なぜ日本人はそこまでして我慢を強制するのか?我慢する姿を見て興奮する変態が多いからか?それもあるが一番の原因は日本人が"和"を重んじる民族であることと関係しているのである。
この国では何事にも同一性や美しさを求める傾向がある。学校や会社でもみんな同じ服装に髪型、似たような表情と仕草、環境は常に清掃かつ効率的でなければいけない・・・・・まるでロボット工場である。おそらくそれを美しいと勘違いしているのであろう。少しでも特徴の異なる者や異物が現れた場合、無理やりにでも周りに合わせようとする。それが出来なければ集団から排除する。日本人の大事な"和"を乱しているからである。日本人は常日頃から"美しさ"を求めており、どんな些細なことでも場の"和"を汚す物が存在すれば不愉快に感じてしまうのである。常に完璧を求める文化が招いてしまった結果と言えよう。道理で我慢を美化する訳である。それがストレスの原因になってるとも気付かずに。日本にイカれた奴が多いのも我慢のし過ぎで精神が崩壊しているからだろう。
とにかく。我慢を美化したり、我慢する人間を見て興奮する変態を減らさない限り、国民のストレスが和らぐのは難しいだろう。