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2020年8月6日木曜日

なぜ日本にはキモオタが多いのか

キモオタとは要するに「気持ち悪いオタク」のことであり、漫画・アニメ・ゲームなどの娯楽に没頭してそれ以外のことにあまり時間を使わない人たちのことである。別に娯楽があるのは悪いことではないが、熱心になり過ぎて日常生活に支障を生じる者が存在する。食事に手を抜いたり、風呂に入らなかったり、二次元にしか恋できないレベルになるとさすがに重症と見ていいだろう。こういう者達は己の健康にすら気を使わないため、見た目がとんでもないことになってる者が多い。つまり「キモオタ」である。海外にも一定数存在するが日本には群を抜いて多く、話題にまでなっている。なぜなのか?なぜ日本にはキモオタが多いのか?それは前回触れた「なぜ日本人は対人恐怖症が多いのか」と関係している。
前回の記事に書かれた通り日本の人間関係は世界的に見ても特殊で、他人と関るのが面倒に感じるようになっている。しかし人間とは心底では他人と繋がりを持ちたいと思っており、自分を肯定してくれる存在を探している。日本人が勉強熱心であったり、いじめが多いのも誰かの注目を浴びるためであり、認められたいからである。しかしそれでも他人と良好な繋がりを手に入れることが出来ない人がいる。そんな彼らの最後の逃げ道はフィクションの世界、すなわち漫画・アニメ・ゲームだ。彼らは作り物の世界に自分の居場所を求めずっと触れているうちに現実よりもフィクションを大事にするようになる。挙句の果てには現実の自分の健康状態さえ無視するようになる。風呂や洗濯を忘れ食事さえまともに取らなくなってくると社会に再び溶け込むのはさらに難しくなる。もう立派な「キモオタ」だ。しかもキモオタのほとんどは現実社会にもう希望を抱いておらず、フィクションで癒され続けて生きていくほうを選ぶ。中には普通の生活に戻ることを望む者もいるが、方法がわからず
途方に暮れてる者が多い。キモオタを元に戻すのは容易いことではない。なぜならキモオタになってしまう要因は本人より日本社会の構造自体であるから。だから日本はいつまで経ってもキモオタが多いのである。
とにかく。日本の面倒くさいルールを改善して人間関係をより気楽なものにしなければ日本はこれからもキモオタだらけのキモイ国のままだろう

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