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2020年8月21日金曜日

なぜ日本はアメリカの真似ばかりするのか

 日本で「海外」と言えばほとんどアメリカを指すことが多い。アメリカで何かが流行れば日本でも流行る。日本人の大半はアメリカを見習うべき国だと思っている。確かに日本よりはちょっぴりマシかもしれんが、私自身はっきり言ってアメリカのことをよく思っていない。治安が少々悪いからという理由ではなく、政治的にも社会的にもあまりお手本になるとは思えない国だからである。なぜ日本はすぐにアメリカの真似をするのか?なぜアメリカよりも欧州や南米を見ないのか?アメリカが世界一の経済大国だから?戦争でアメリカに負けたから?これは日本が権威主義国家であることと関係している。

日本人が強い者には頭が上がらないことは有名だろう。例えその強者が悪者だったとしても日本人は常に頭をぺこぺこ下げるだけである。アメリカは世界で3番目の軍事国家であると同時に日本にとって2番目の貿易相手国であり、1位の中国ともそれほど数字に大差は無い。しかしそれだけでアメリカの言いなりになるのか?実は経済的な事情より歴史的・地理的な事情があるのだ。戦後の日本国憲法は大部分をアメリカが押し付けた憲法であることは年寄りならほとんど知っているだろう。つまり日本はアメリカの一部、州と言っても過言ではない。正確にはそれ以下の犬だ。なぜならその憲法はアメリカの都合のいいように作られていて肝心の日本を守るようには出来ていないからだ。

日本に米軍基地が多いのもアメリカの勝手であり、日本が軍隊強化を行なわないように「米軍が日本を守ってやる」という言い訳をしてるだけである。日本は戦争に負けた時何もかもアメリカに奪われたと言ってもいい。日本が経済発展できたのもアメリカの慈悲ではなく、都合のいいコマ(経済的に利用する)にされるためだけだ。アメリカが他国に戦争を仕掛ける時なぜ日本が経済的支援を行うか疑問に思った人もいるだろう。すべてはアメリカ政府のご機嫌を取るためである。日本がすぐアメリカの真似をするのもアメリカを満足させるためである。そうすることで日米両政府に利益が出る仕組みを作っているのである。だから日本政府もいいなりのままでいるのだ。取り合えずアメリカを怒らせないように言うこと聞いていれば自分たちだけは守ってもらえるという安心感のおかげでのんきにいられるのだ。日本の未来のことなどどうでもいいのだ。

とにかく。どうせ犬扱いされるのならいっそのことアメリカの州になったほうがマシだが、アメリカは相変わらず日本を道具としか思ってないようで好き勝手する大統領など見てると日本どころか世界中を巻き込みそうで絶望感しか出てこないのは実に残念である。

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