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2020年2月21日金曜日

なぜ日本には痴漢が多いのか

日本は世界的に見ても痴漢が多い国であり、電車やバスに恐怖心を覚え、男に憎悪感を抱いてる人までいる。なぜ日本にはこんなに痴漢が多いのか?性欲が強い人が多いからか?変態の国だからか?もちろんそれもあるかもしれないが、実は日本社会独特の息苦しさが根本的な原因と言ってもいい。
まず痴漢の加害者の大半が30代、40代の男性である。いわゆる普通のサラリーマンもしくは高学歴者が多い。つまり社会人だ。日本で社会人と言ったら何を思い浮かべるか?毎日夜遅くまで働き、上司に怒られ、地獄の満員電車に乗ってクタクタになりながら帰宅するも家族にすら愛想の無い態度で迎えられる。こんな人生を送ったらどんな人間になるだろうか?ストレスいっぱいで今にもキチガイ行動を起こしそうな人間になるのは間違いない。人間というのはストレスが溜まるとそれを発散しなければ体や精神に異常を起こす(引きこもりになったり自殺など)。理解してもらえただろうか?日本に奇怪な現象が数々起こり続けるのも日本独特の社会が生み出すストレスが原因なのである。前の記事にも書いたが、日本はストレスが非常に溜まりやすい社会なのである(理由は前の記事に書いたので詳しくはそちらを参照)。痴漢は日本のサラリーマンにとって数少ないストレス発散方法であり、時間的にも効率がいいのである。
痴漢加害者を庇っているように聞こえるかもしれないが、彼らは加害者であると同時に日本社会の被害者でもあるのだ。日本の地獄のような現実を押し付けられて正常でいられると思うか?答えはもちろん否である。痴漢を減らしたいならまず同時に加害者達を救う方法を探さなければいけない。彼らのストレスの発生源である日本社会を変えなければいけない。おそらく大革命に等しいほどの社会変化が起きなければ人々のストレスは減らない。それくらいこの日本という国はおかしな状態にあるのだ。痴漢してない人もいるって?そいつらは別の方法でストレスを発散しているだけだ。痴漢加害者と精神は大して変わらない。偉そうな態度を取る親父や陰湿ないじめなどを見れば明らかだろう。
とにかく。この痴漢大国日本を変えるには、まず社会構造そのものを変えることが必要である。そのためにも余分な習慣などを急いで破壊したい。

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