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2021年6月26日土曜日

すぐに治安の話をする日本人

日本の社会問題を指摘する度に日本人は「日本は治安がいい」と反論する。なぜ日本人はそこまで治安にこだわるのか?そもそも海外の治安はそんなに悪いのか?
まず日本のいいところは何かについて語りたい。治安以外に日本が誇れるものと言えば・・・・・あれ?そうなのである。治安がいいことを除けば日本にいいところなどあまり無いのである。強いて言えばゴミが落ちてないとか店のサービスがすごいとかあるけどほとんどどうでもいいようなことばかりであり、実際に誇れるものはあまりないのが日本の現状なのである。日本人がすぐに治安の話をしたがるのも日本にいいところが少ない事を自覚しているからである。治安の話題を持ち込むことでうまく誤魔化してるのに成功してる。しかしいくら犯罪が少なくても自殺や孤独死や変死者やいじめが多いんじゃ意味がない。だが日本人はあえてその話題に触れないようしてる。恐らくそれを言ったらお終いだということに気づいてるのだろう。
そもそも海外の治安はどうなっているのか?日本の何倍も多いのか?まず日本の犯罪率が本当に少ないのかについて考える必要がある。確かに日本は強盗や殺人といった目立つ犯罪は少ないだろう。だが逆に‘‘目立たない‘‘犯罪が日本には多いのだ。差別・悪口・セクハラ・パワハラ・痴漢・下着泥棒・盗撮・ストーカーなどがその例で、一番問題なのが‘‘いじめ‘‘である。直接暴行を加えなくとも精神的ダメージを与えるのが日本人のやり方である。これらは日本でも表向きには許されない行為とされてるものの、実際に処罰を受けることは少ない。なぜなら「証拠」が残りにくいからである。つまり愚行行為を行ったものの大半が野放しにされてるのだ。中には自殺に至るまで酷いいじめを行ったにも拘わらず普通の人生を送ってる者もいる。日本では学校・会社など特定の場所やグループでならなんでも許されるような馬鹿げた風紀みたいなものがあり、行き過ぎた上下関係や権威力が隠蔽を容易にしている。なので必ずしも日本が安全な国とは言えないのだ。ほとんどの先進国は数値的には確かに日本より犯罪は多いが日本みたいに陰湿なものは少なく、普通に処罰されるケースが多い。住めないほど治安が悪い国ももちろん存在するが大半ではない。比較的犯罪が多いと噂されるアメリカ合衆国や南米ですら州や地域によっては日本並みもしくはそれ以上に安全で暮らすことが可能である。そんなことも知らずに海外を犯罪大国呼ばわりする日本人は無知であると言えよう。

今でも話題に出る「旭川女子中学生いじめ凍死事件」はまさに日本人の残虐性を表している。日本人はいい加減治安の良さを武器にするのは止め、目を逸らさずにいじめ問題と向き合うべきだろう。でなければ下のような陰湿ないじめは絶対に減らない。

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