日本人は親切な民族ではない！！

 「日本人は親切」・・・・・・ほとんどの人は嫌になるほどこのフレーズを聞いたことがあるだろう。日本に長年暮らした者なら真実ではないことに気付くはず。しかし未だにこのフレーズを信じ込んでる者が結構な数でいる。これはどういうことなのか？彼らは馬鹿なのか？実は日本に長期間住んでいても日本人が親切に見えてしまう「トリック」が存在するのである。

日本は上下関係が厳しい事で有名だ。目上の人には常に敬意を払い、格下の者には常に権力を振るう。お客は神様、などがその例だ。金を払う客を満足させるためなら身を滅ぼしてでも働くのが店員・・・・それが日本のやり方なのである。賢い方はお気付きだろう。なぜ日本人が「親切」に見えるのか。日本人は自分より上の立場の人間のみ好意的な態度を示すのである。別にその人を大切に思ってるからではない。それが‘‘ルール‘‘だと思ってるからである。日本では社会地位＝権力と誤解してる人が大半である。欧米や南米などでは不自然な行為だが‘‘お客様‘‘として来日した外国人たちは日本人の気づかいを‘‘優しさ‘‘と勘違いしており、日本社会の仕組みに中々気づけないのが現状なのである。日本に出稼ぎに来ている外国人でも組織のリーダーに近い地位に就いてる場合、日本人の本意を察せないことが多い。日本の「空気を読む」という習慣が外国には馴染みないこともさらに誤解を深刻なものへとしている。ちなみにこの誤解は日本出身者にも起きることであり、生まれた時から周囲よりスクールカーストが高い人は「周りは親切だから優しい」と誤った解釈をしてしまう可能性が高い。

先日の女子中学生いじめ自殺事件などで見られるように、日本人の民度は世界最低レベルだろう。とにかく。日本が「対等」を基本としない限り、上下関係が消えることもなく本当の意味での「親切な人」に遭遇する確率は低いままだろう。